2011-05-17

グローバル化

今日、会社で期始まりの会議がありました。

まあ、ありがちなのですが、弊社も、多くのお偉いさんたちが、長時間にわたり、あれやこれやとしゃべり、能力のない平社員のワタクシめは、たいそうありがたいお話を賜ったのでありました。

まあ、そんなこんなで、2時間にわたり、いろんなことをしゃべっていたのですが、その中でグローバル化という単語が何度も出てきておりました。

いわく、

「おきゃくさん(一般消費財メーカー)は、いま、こぞって海外、とくに中国・アジアに進出している。わが社も、このグローバル化の波に乗り遅れるわけにはいかない・・・」

といった感じです。

まあ、そりゃそうだろー、、、ということなんですが、いまになってグローバル化とか、中国アジアを強調する様子を見るにつけ、わが業界はたいそうおっとりし感まるだしで、とてもほほえましいのでありました。

思えば、いまから10数年前に新卒で勤めた会社は、京都にあるマニアックでマイナーな老舗の理化学機械メーカーでした。で、その会社は、海外での売り上げが、国内の半分弱程度あり、また、当時は日本の電機・自動車・素材関連企業がアジアに製造拠点を移していた真っ最中で、海外で商売することは、なんら特別なことではなく、というか、ちょー普通なことなのでした。まあ、海外でよく売れるので、アジア攻めようとい話はよくありましたが、海外で商売することに、特段大きな意味合いはなかった気がします。

ということで、今日のグローバル化話を何度も聞くにつけ、初めて海外旅行に行く人が、ドキドキワクワクしている様子とかぶりまくりで、やっぱりほほえましーなーなんて思ったのでした。

あと、どーでもいんですけど、海外の仕事担当の人が、

「Authenticであることを大事にしたい」

といっていたのですが、あー、これって、本当に、いー言葉だなー、なんて、会議中に、つらつら思ったのでした。

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