2013-12-28

お人好しか単なるバカか?

見るに見かねて、会社の同僚に、SQLやRDBの基礎を教えることにしてしまった

正直なところ、自分のことですら手が回っていない
にもかかわらず、人の手助けをしてよいのだろうか?
もっといえば、独学で学んできた上に、自分のデータ分析のためにしかRDBやSQLを使わない俺に、他人様に教える資格があるのだろうか?

お人好しや勘違いにもほどがある

これが吉と出るか凶と出るかは、3ヶ月、おそくとも半年後にははっきりする

いつもこんな感じで貧乏くじを引きがちな性格を、来年こそは何とかしたいものだ

2013-12-22

事業部つきのアナリスト

自分がそうなりたいと思って事業部つきのデータアナリストになった
昔は、(お金を払ってくれる)クライアントのためのアナリストだった。お金を払ってもらうとなると、コメントにも、それなりに気を使う(お客さんの機嫌を損ねてはいけない)。だから、誰にも気を使うことのない自分が所属する事業部のためにデータ分析をしてみたかった

で、希望がかなって気づいたこと

(1)データ・エクセルに関する便利屋
今の勤め先は特にそうなのだが、事業部(商品企画)の人はデータの加工がほとんどできない。基本的なスキルである、データベースからのデータ抽出、抽出した後のエクセル(表計算)での集計ななんてできない。となると、この手の面倒、かつ、つまらない作業を全部引き受けることになり、煎じ詰めれば下働きに等しくなってしまう。だから、結局のところ、データ抽出とエクセルの便利屋さん。

(2)言い訳屋
事業部の売り上げが悪いときがある(というか、いつもかもしれない)。で、事業部=商品企画が、経営層に何らかの言い訳をする必要に迫られる。でも、あの人たちにしても、自分勝手な言い訳を振りかざすわけには行かない。そこで、データをつかって、上手いこと言い訳ストーリーを考えてくれとなる。で、データを使って、説得材料を集めて、適当な言い訳レポートを書く。これは、稟議を通すときも同じ。儲かる万人受けしそうなストーリーをデータをつかってレポートしろという仕事。それが真実ならば問題ないが、保身や自己満足としか思えないとなると、バカバカしいことこの上なし。

(3)本気分析
ごくたまにだけど、本気の分析をすることがある。本気分析とは、大きな問題に対して、大問題のありかと、大まかな改善の方向性を示唆することだ。だけど、これが評判が悪い。なぜならば、話を聞いても、何をすればいいのか、あの人たちには皆目見当がつかないからだ。

あの人たちが望んでいることはわかる。何をすれば問題が即解決するかを提言してほしいのだ。でも、それは、小さな問題のときにだけ可能だ。なぜならば、小さい問題とは、答えの方向性はわかっていて、あとは、どのレベルの答えが最適か?を知るだけだからだ。

だけど、大きな問題は違う。大きな問題とは、どこに答えがあるかが分からない。どの方向に行けば正解なのか?あるいは、どのような計画・戦略をを立てればよいのか?たくさんの試行錯誤が必要だ。試行錯誤の中から、やっても無駄なこと・効果があることが見えてくる。それを頼りに前に進むしかない。だけど、何が試行錯誤にあたるのか、戦略・計画に対する大雑把な結果すらも見当つかないようにに見える。さらに悪いことに、あるいは、だからかもしれないけど、即効薬を求める。で、結局のところ、何をすればいいか分からないから、事業計画を立てることすらおぼつかない。

ということで、悪口満載になってしまったのだが、サラリーマンたるものこの中で生きていくしかないわけで、謙虚な立場に立てば、自分もたくさん迷惑をかけているはずなので、長いものに巻かれて生きていく毎日なのだ、と思いを新たにするクリスマス2日まえの深夜

2013-12-01

2013年11月30日 東京スカイツリー


ご飯を食べた後から、都内をドライブ
首都高が混んでいたので、向島で高速を降りる。すると、スカイツリーが目前に。

業平橋周辺のコインパーキングに車を止め、クリスマス用にライトアップされたスカイツリーを見上げる。


似たような写真が2枚



カメラが高価なときは、写真とは、大切なハレの日の記憶を、物理的に保存するためのものだった。

しかし、カメラは、コンパクトカメラから写るんです、デジカメ、携帯カメラと、劇的に、軽く・小さく・簡単・安価になった。いまや、すべての人が、日常的にカメラを携帯している。現在の写真の撮影枚数は、史上空前かもしれない。カメラのイノベーションによって、日常のささやかな思い出を、物理的に残せることになったのかもしれない、とぼんやりと考えた週末の夜。