2014-05-30

諦観

「メシ食わしたっるわ」

と言われて、否応なく連れていかれた飲み会
一緒にいったメンバーは、隣接部署だけど、業務上、直接的な関わりは皆無

飲み会も佳境に入り、清算することになった

「お前、1万円」

上の人たちと、応分の負担をする
結果、下の子たちは、1人あたり2000円
お会計を済ませた後、「メシ食わしたっるわ」といった上役に、みんなでなぜか「ごちそうさまでした」という。

べつに、1万円を払ったことに後悔していない
応分の負担をする立場になりつつあることも理解している

がしかし、やっぱり、結果的にであっても、大目に払った相手と、その経緯が腑に落ちない自分がいる

その時々の、仕切る人=権力者の都合で、取りまとめ役であるべきと言われたり、俺たちの流儀に従うべきだといわれたりと、都合よく扱われることに辟易する

自分の中に怒りや苛立ちが生まれていない。が、徐々に、諦観が内なる自分を支配しつつある

2014-05-27

残業禁止令

残業禁止令が発令される
といいつつ、まったくゼロになるわけではない。最長、一か月20時間を超えてはいけないというお達しだ。そして、お達しを破ると、もれなくお偉いさんとの面談が待っている。

今のところ、何もなければ1か月の残業時間は、40~50時間ていどだ。それが半減する。20時間といえば、1日あたり1時間。割ってみれば、短縮できそうなものだが、これが思いのほかむずかしい。40時間は、いろんなことをすごく適当にごまかしてこの時間。昼休みをゼロにすれば、残業は半減するのだろうか?疲れるのは生理現象なので、休憩をなくすと効率が落ちるだけという気もする。そもそも、20時間しか残業しない人は、うまくすれば定時でも帰れる気さえする。

しかし、この世というものは奇妙なものだ。なぜならば、面談するお偉いさんが残業を禁止する一方で、のべつ幕なしに残業を増やすような宿題をだすのも、また、そのお偉いさんなのだ。

もはや、一体何をしたいのか皆目見当がつかない。世も末、というか、いろんなものが終りに向けて時を刻み始めているとしか思えない

自発的・受動的いずれであっても、再び旅立つのも時間の問題かもしれない
共倒れはごめんだ。常に、準備を進めねばなるまい

2014-05-25

黒田官兵衛


黒田官兵衛 - 「天下を狙った軍師」の実像 (中公新書)
諏訪 勝則 (著)

黒田官兵衛 - 「天下を狙った軍師」の実像 (中公新書)

一次資料にもとづいて、大河ドラマで放映している黒田官兵衛の生涯を追った本

英雄伝の常として、黒田官兵衛の生涯も、後世の創作と思われる逸話が多いようだ。この本は、なるべく一次資料に基づいて、官兵衛の生涯を丁寧に追っている

この本の内容はともかくとして、久々どころか、何十年ぶりに大河ドラマを見ている。なんで見る気になったかはよくわからない。最近、テレビを見るのもいいもんだとおもっている

今回の大河ドラマで好感を持てるのは、軍師よりも、義理堅く、人情的で、一本気な官兵衛を描いているところだ。なんとなく事前の印象では、知略・謀略に長けたところにフォーカスするものだとおもっていた。しかし、実施には、論理的な思考を支えている、一言でいえばまじめで一本気なところをうまく描いてあるように思う。これは、まったく個人的な印象なのだけども、論理的思考に優れている人の中で、小ずるい人はいないのではないかとよく思う。なぜならば、論理性を保つということは、論理に対して誠実であることが必要であり、そのことは、物事や自分の行動の中の矛盾を許さないことと同じことなんだろう。

といいつつも、賢いのに小ずるい陣内孝則演じる宇喜多直家も、それはそれで好きだったりする。
毛利からすれば、宇喜多は倒すには大きいけど、対立するには小さい。そのことを宇喜多直家はよく理解しているし、毛利がそのように考えていると、宇喜多直家が見切っているところが見事だ。

しかし、謀略家の宇喜多直家を陣内孝則が演じるのは、この上なくマッチしていると見るたびに思う。あと、博多の街づくりで、神屋宗堪がでてくるかが、いまから楽しみなのだ





2014年5月お出かけ記録

なんとなく最近、日記を書かなくなっていた
なんてことない内容だけど、久々の再開

2014年4月29日(火)

今年のGWウイークは飛び石で、連休がない
連休があっても、大したことしないので、現実的にはあんまり支障がない。とりあえず、最初の祝日29日は、思い立って鹿島灘へ潮干狩りへ行ってみた
AM1時ごろ毛布をもって家を出発。常磐高速の友部ICで仮眠をし朝を迎える。当てもないので、潮干狩りメジャースポット大洗に行ってみると、すごい人。

何もわからないので、波打ち際で砂浜を熊手で掘り返してみるけど、何もとれない。周りの家族連れを見ても、取れている様子は皆無。しばらくウロウロしたものの、何の気配もないので早々に諦める。がしかし、そのまま家に帰るのもしゃくだったので、事前にあたりを付けておいた別の海岸に移動。30分くらいで現地に到着する。残念にもというべきか、当然というべきか、ラッキーにもなのか、どれかかいもくわからないけど、だれも潮干狩りなんてしていない。それでも、気ににせず、潮干狩りを開始。適当に足で砂浜をまさぐっていると、なんとボチボチ貝がとれるではないか。ラッキー。1~2時間ほど波打ち際で頑張り、20個弱の貝をゲットしたところで、寒くてどうしようもなくなったので終了。家に帰ってから、家族でバター焼きにした貝をおいしくいただきました




しかし、よく考えてみると、このくらいの貝は1000円くらいで買えるんだよなーと思いつつも、また行ってみたいなと思ったのでございます


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5月5日(月)

実は、潮干狩りの後、またしても体調を崩してしまい熱が出る始末。30日・1日はなんとか会社に行くものの2日はついにダウンして、会社を休み、そのままGW後半に突入。がしかし、家でじっとしてるのも悔しいので、朦朧としながらもボチボチドライブを楽しむことに。で、5日は、湯治もかねて喜連川早乙女温泉にレッツゴー。適当に家を出発し、温泉につかり、日ごろの疲れをいやしたのち、せっかく宇都宮まできたので、餃子を食べることにする。ネットでしらべて比較的評価が高かった「みんみん」にいくことに。正直、餃子はニラとニンニクが入っているので嫌いな食べ物だ。がしかし、みんみんの餃子は、思いのほかあっさりとしていて、おいしく食べることができた。好き好んで食べるかと言われればそうではないのだが、まあ、機会があれば、また食べてもいいかなーと思った次第






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5月25日(日)

今日は、大好きな海岸の一つである鹿島灘の京知窯海岸へドライブ。なぜここが好きなのかといえば、家からのアクセスが良い、水と海岸がきれい、人が少ないからだ。いつも思うんだけど、東京湾は湾奥は、なんか汚いしごちゃごちゃしてる。湾口までいけば、だいぶきれいだけど、なんせ遠い。相模湾沿いの鎌倉や湘南は、まあきれいなんだけど、なんせ人が多くて混んでいる。だからイマイチ。鹿島灘の京知窯海岸、このまま、ずーーーと、マイナースポットだといいなーとよく思う

貝殻で埋め尽くされた海岸がきれい




いつものように、実家のわんこと海岸沿いを散歩をする。今日は適当に曇っているので、歩きやすい。しばらく歩いていくと、こんなものに遭遇。びっくり

じゃん



一瞬、何かと思った。ウミガメの亡骸だ
ほんとうに、いまにも動きだしそう。力尽きた感じがしない。不思議だ。
この子に、いったい何が起きたのであろうか?と鹿島灘を見ながら思いを巡らす

そんな感じで貴重な休日は過ぎ去っていったのだった