2015-09-08

小ネタ

★ 小ネタ1

とある飲み会で、某メディア系の人と一緒になった。その時、どんなわけか、アサヒ芸能といった、人の噂話とエロ・カネネタ満載の、いわゆるゲス極まりない週刊誌の話題になった。そして、その方に、アサヒ芸能に書いてある、あの下世話な噂話(→その人の勤め先も、その手の週刊誌にスキャンダルをすっぱ抜かれたことは、一度や二度ではないはず)の類って本当なんですかと、聞いてみた。すると、完全にウソでもないけど、ホントでもないことが、そういった週刊誌には書いてあるといったたぐいのことを、彼は答えた。

その答えを聞いたとき、よく考えてみれば、そうなるかもしれないと思った

嘘だけで記事を書いてしまうと、嘘を書かれた相手は、間違いなく名誉棄損で訴える。だって、何の根拠もないんだから、嘘記事を書いた週刊誌側に非があるのは当然なのだ。そして、ここまでは、当たり前の話。ここから、いつものようにいろいろ考えてしまったのだけど、完全にウソでもないけど、完全に本当でもない誇張した話は、ネタにされた相手は、週刊誌を名誉棄損で訴えることはできない。

なぜならば、誇張しはなはだしい記事を裁判で訴える場合、実は、裁判を起こす側は、ウソ以外の他人様には公表したくない不名誉な事実を認めざるを得ないから。

たとえばの話。ゲス週刊誌が、嘘も事実もごちゃまぜにして、とある芸能人の性生活を、面白おかしく赤裸々に描いたとする。そして、その元ネタは、その芸能人の元愛人か何かだ。その芸能人は、面白おかしい嘘を、世間に公表されたダメージたるや計り知れない。がしかし、もし、週刊誌にウソを訂正さる裁判を起こす場合、愛人との性生活の一部は事実なのだから、それを、裁判で認める必要がある。だけど、そんなこと、世間様に公表できるワケない。となると、裁判するくらいならば、一時の恥を忍んで、嵐が過ぎ去るのを待った方が得策というものだ。

こういうのって、ゲーム理論とかで考えると、どうなるんだろう、といったことをぼんやり考えつつ、飲み会が早く終わらないかなあと、ぼんやり考えていたのであった

★小ネタ2

ある飲み会で、

「おれって、いわゆる業界人だからさ~」

的なノリで話し続けた人がいた。まあ、たぶん、その人は、とてもいい人であることは間違いないんだけど、全身から勝ち組オーラを隠し切れないのが、その人の欠点といえば、そうなのですよ。

ただ、年収も、僕の倍はあるんだろうし、そこについて、ぼくは何かを言うつもりはない。

で、飲み会も解散し、帰り道のすがら、同席してた女の子と一緒に駅までしゃべりながら帰った。その時、彼女たちが、その人を、「いくらなんでも調子乗りすぎじゃない、あの人」的なことを言っていた。彼女たちいわく「在京キー局といえども、もはや、かつての勢いないじゃない」と。

何となく思ったのだが、そうは言っても、彼女たちは、ああいった男の手に落ちるんじゃないのだろうか、ということ。女の人は、結局、金を持っていて、自信満々の男には弱いと思う。カネと自信があれば、多少小汚くても、腹が出てても、口が臭くても、女性を見下していても、許せてしまうのではなかろうか、となんとなく思っている。

金融日記というブログに、女の落とし方が書いてあり、本まで出版している。書いてあることといえば、本人曰くPh.Dまで持っている割には、本当にゲスの極みなのである。が、一方で、この人にネタを提供した女の子もたくさんいるのも、おそらく事実なのであろう。まあ、簡単に言えば、女性の側のSugar-Coatingな意見からすれば、まじめに恋愛しようとしたということなのであろうが、結局のところ、金と名誉と見栄を目当てにセックスしたわけであり、言っていることとやっていることとは、まあ、一緒じゃなくて当然だよな、と漠然と思うわけなのでございます

なんて、話題なんだと思うけど、まあいいのです