2016-02-01

怒り出す

上司が怒り出す時がある。感情的に爆発しないまでも、部下の行動を、頭ごなしに強く非難したり、はたまた陰湿に無視する人がいる

すぐに思いつく理由は、約束を守らなかったとき。

期限をまもらない、求められた品質を守れない、といった場合。まあ、約束を守らない部下がわるいので、怒られても仕方ない。だけど、上司が部下をコントロールしなかったから、期限や品質を守れなかったとも考えられる。人間、立場が上がり、年を取ると、自省の念など、どこか遠くに追いやってしまうのでたちが悪い

さらに、もう一つ思いつく理由は、上司が、内容を理解できなかったときだ

どんなに頑張って説明しても、上司が、内容を、全く理解できない時がある。まあ、上司が、部下の業務を隅々まで理解することは、到底不可能だから仕方ない。でも、自分が、物事を理解できないからと言って、新しい試みや、それなりに成功した結果報告を、頭ごなしに批判したり、的外れに怒ったりする必要はないはず、と思うわけ

で、個人的には、後者の場面に遭遇することが、たびたびあるのだが、そのたびに、なんでこんな理不尽な目に合わなきゃいけないんだとよく思っていた。

で、何となく、最近、思ったのが、もはや、自分が関わる分野では、上司が理づめ・合理的に首を突っ込むことができなくなってしまったためではないか?ということなのです

正直なところ、後者の場面では、上司に怒られようが、非難されようが、そんなことは無視して業務を進めてしまう。なぜなら、言ってることが的外れすぎて、まともに指摘を受け入れると、その業務自体が失敗してしまうから。だからと言って、上司の言う通りにして失敗しましたは通用するわけない。そもそも、こういう上司は、自分が何を言っているかすらよくわかっていないことが多い。だから、上司の指摘を、ハイハイと聞いておいて、使えそうなアイデアだけ、ちょっと取り入れておく、といった感じでお茶を濁す

たぶん、上司は、威厳を保ちたいのだと思う
だから、上手く理解できないと怒ってしまうのだ。
さらに、怒る度胸すらない時は、無視してしまう。
怒るとは、自分が正しいという自信がないとできないものだ。理解できない自分が正しい確信すら持てないと無視してしまう。

単純なことを言うと知っていると言い、知らないことを言うと理解できなと言う。自分の能力を棚に上げ、他人のせいにして怒る。

なんだがバカバカしいなあと思うのですが、自分がそうならないように気をつけるだけなのです



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