2010-05-08

デキビジ 勝間vsひろゆき

インターネットをうろついていたら、こんな記事みつけたよ

2010年5月3日
デキビジ 勝間和代 VS ひろゆき を文字におこしてみるhttp://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503

勝間さんは、人生勝ってナンボを喧伝しているアノ勝間さん
ひろゆきって、アノ有名な2chを作った人

まあ、個人的には、どちらさんにも、ぜんぜん興味ないです。
でも、テレビで対談したあげく口ケンカしたらしく、その様子がとってもオモローーーーー!

なんつーか、まあコレこそ痴話げんかって感じですよね。
二人はデキているのではないか?と思わせる対談です。
とくに、最後のところで勝間さんが、ひろゆきの喋り方にたいいて、感情むき出しに批判するあたりは、勝間さんもしょせんオンナだなーなんて思えてほほえましいです。

デキビジ 勝間和代 VS ひろゆき (説教編)
http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503/1272906927

まあ、別にどーでもいいような内容の対談ですが、両者がかみ合わなかった原因を考えてみた。

全体的にひろゆきは、常識から自由なんですよね。
自由だなあーと思える分だけ、ややradicalなのかなあ~。

若者の企業が日本では不利だということでも、年齢は関係なく、受け入れられる革新的なサービスがあれば売れるはずだというし、ネットの匿名性も、そんなの厳密に考えられないから自己責任で自由にやったらいいじゃんって感じだし、 幸福度も、まあそんなの人それぞれじゃん、むしろ日本人は幸福インフレで不幸になってるんだよーーーみたいな。。。。

一方、勝間さんの発言は、全体的に学級委員長的なんですよ。
生まれてから、ずーーーーと優等生で、皆から賢いかしこいと褒めちぎられて育ってきた感じですよね。だから、勝間さんが言うことは、はっきり言って、世間的な常識の上塗りでつまんない。しかも、言うこと全てが、かつての朝日新聞みたいに、なんというか保守的な左翼なんですよねー。だから、保守的な右翼の産経新聞とかみたいな危うさすらなくて、ちょーーーつまらんのですよ。

とくに、個人的に興味を持ったのは、「若者」の「起業」が日本で不調だって話のところ。
ここでも、ひろゆきと勝間さんは、相変わらず全くかみ合わない。

ひろゆきは、よいサービスが重要なのであって、起業に年齢は関係ないという
一方、勝間さんは日本では若者起業家を醸成する余地がないという

つまり、ひろゆきは「起業の内容」を重視し、勝間さんは「若者の起業」を重視しているので、、2人の議論は一向にかみ合わない。そして、さっきの痴話げんかにつながっていくのです。

で、わたくしが考えるに、この話をかみあわせるポイントは、同じサービスを考えたとしても、若者は年寄りよりも起業支援(受注)が受け入れられにくいのか?というところにあるのではないのかな?

たぶん、日本では、ある仕事を発注をするかどうかについて、受注者の個人の年齢や、個人的な(人間関係的な・コネ)ネットワークが重要になるんでしょうね。だから、日本ではサービス自体の良し悪し以上に、かつての仕事での実績やコネを重視することになって、若者の起業が上手く行かないということになる。で、ひろゆきが成功したのは、日本的なビジネス環境がないITコンテンツの世界だったからだし、勝間さんは、そんな常識を持つ人に、自分の戦コン時代の常識を素に、日本の古参企業の発注の常識をぶつけたから、かみ合わなかったんだよね、たぶん。

まー、立場が変われば、どんなに賢くても分かり合いにくいってことですねー

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