2015-02-19

2015年ポルトガル旅行3  ~2月8日(月) リスボン市内観光2

コルメシオ広場の前の観光案内所で、サン・ジョルジュ城への行き方を聞く。市電28に乗れという。近くの停留所まで歩いていき、サン・ジョルジュ城へ。サン・ジョルジュ城は、リスボンの丘の中腹に建っており、その眺めが、それはそれは素晴らしい。






サン・ジョルジュ城を堪能した後は、市電28に再びのり、ホステルへ戻る。市電は、観光客で満員だったのだが、なんだか怪しい男が妙に近づいてくる。すごく気持ち悪い。あまり、目を合わさないようにしていたのだが、そうこうしているうちに、ズボンの右前のポケットに、そーーーーーっつと手を入れてきているではないか。

こっ、これは、スリ!なのか?あるいはチカン!なのか?

べつに、どっちに転んでもイヤなので、手を払いのけた。すると、思いのほか簡単に、どこかに引き上げていった。あー、びっくりした。

リスボン、あまり怪しげな雰囲気もなく、やや油断していたのも事実。ズボンの前ポケットには、たしかにクレジットカードが入った財布が入っていたのだが、それよりも、ダウンの右前ポケットには、スマホが、左前にはデジカメを無造作に入れていた上に、ダウンのファスナは開けたまんまだったのだ。いやはや、ダウンのポケットを狙われたら、スラれていても不思議でなかった。

やや気を引き締めて、スーパーでコークゼロとパンを買い、ひとまずホステルに戻った。たしか、6時ごろ。で、一休みしたのち、7時半ごろ、今日のメインディッシュ、リスボンダービー 3位でホームのSporting Lisbon vs, 首位Benfica戦へ再び出発。

ふたたび、Cais do Sodre駅から、地下鉄Linha Verdeに乗り、Sporting LisbonのホームスタジアムがあるCampo Grandeへ。すでに試合は始まっている。スタジアム周辺は、すでにひと騒ぎ終わったようで、プラスチックのコップやらビールの空き缶がそこいら中に散乱している。

チケットをもって中へ。当然、満員。すでに試合も始まっているし、もはや、席を探してスタンドをうろつくことはできない。




前半は通路から観戦する。前半は、Sportingが攻めているが、攻めきれない。決定的なチャンスもほぼなく、そのまま前半が終了。このタイミングで、購入していた席に移動することに。

すると、自分の席に、すでに女の人が座っている。ありがちーと思って、チケットを見せる。すると、あー、はいはいという感じで、自分の前の席が空いているから、そこに座れという。なんか無責任だなーと思ったものの、まあいいやと思ってすわることに。で、しばらくすると、その女の人が話しかけてきた

女の人  「田中の友達?」

自分 「はあ?田中?レイソルからSportingに移籍した田中のこと?う~ん、レイソルは柏がホームだったけど、別に日本人だからって、別に友達ではないよ」

女の人 「いや、そうじゃなくて、私が田中の友達!」

自分 「???、、はあ、そうなんですね」

女の人 「ちょっと、まって」

といって、なにやらスマホで検索し始めた。

女の人 「これ、私の旦那さん(Jefferson)、Sportingの選手なの」

自分 「!!!!、そうなんだ、旦那さんは出場してるの?」

女の人  「残念ながら、今日は田中は出てないよ」

自分 「そうなんだ(通じてないなあ~)」

正直な話、相変わらず疑り深い僕は、本当なんだかよくわからんと思っただけだったけど、あとから考えてみると、田中のブログに確かにJeffersonがよくしてくれているって書いてあることを思い出した。しかし、そんなときん限って、ネットがうまくつながらず、その場では確認しきれず。

そうこうしているうちに、後半が始まった。なかなか点は入らない。のこり10分。今日は引き分けかと思った瞬間、キーパーが弾いたボールにうまく詰めていた、そのJeffersonがシュートを決めて、ホームのSportingが先制!

奥さんが奇声を上げて狂喜乱舞してました。

ただし、その時は、状況がよく理解できず、奥さん、さっきまでしらっと試合を見ていたのに、急に興奮しだして、どうしたのかなと思っていたんですが、まあ、そういうことだったわけです。あー、もうちょっと、色々話せば良かったと、消極的な自分の性格に後悔。

で、このままSportingが逃げ切るかと思いきや、そうは問屋は下ろさない。それまで、比較的引いて守っていたBenficaが急に攻勢をかける。で、5分後くらいに、いとも簡単に同点ゴール。で、結局引き分けとなってしまいました。

で、そのまま再び満員の地下鉄に乗り、Cais do Sodreに戻り、あるいてホステルに帰りました。

初日から、やりたいこと全部できて大満足な一日となりました


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