実は、この4日目、このポルトガル旅行の2つ目の目的地ポザータがあるギマラインスへ移動する。ポザータとは、荒れ果てて管理が滞った古城や修道院を改装したホテルなのだ。そして、地球の歩き方の一番最初にデカデカと写真が載っていたのが、このギマラインスのポザータ・サンタマリアーニャであり、4日目は、このホテルに宿泊するのが一大イベントなのである。
朝、たしか6時過ぎに起床し、身支度を整える。ギマラインスへは、まず高速バスでポルトまでいき、そこから鉄道にのらなければならない。色々乗り継ぎや到着時刻を考えると、朝の8時発のバスに乗る必要がある。そこで、そのちょっと前にバスターミナルに行くために、7時半にホテルをチェックアウトし出発。
ちなみに、泊まったHotel Mar Bravoをチェックアウトするとき、料金をクレジットカードで支払ったのだが、ホテルのとぼけたオヤジは、なぜか0.54ユーロを入力し、サインを求めてきた。明らかに間違ってる気がしたが、口に出すのもバカらしいので、白々しくサイン。怪しげだが、まあいいやと思って、日本に帰ってきて、クレジットカードのWeb明細を見たところ、すでにBooking.comで予約したときに入力したクレジットカード番号で料金を引き落とされているではないか。Booking.comは、クレジットカード番号を入力させたけど、清算に使わないとかいてあったはずだが大嘘。ということで、0.54ユーロは、結果的に余分だったわけだが、まあう数十円のことなのでよしとすることにした。がしかし、このブログを書いている時点で、Webのクレジット明細を確認したところ、Booking.comの引き落とし明細は削除され、おっさんが入力した0.54ユーロだけが請求されている。Booking.com、さすが洋物だけあって、いい加減さ1億パーセントなのであるが、Mar Bravoのオヤジのおとぼけ加減で、二重請求どころか、たった数十円でホテルに泊まれたことは明記しとかねばなるまい。
歩いて、バスターミナルに行き、ターミナルでチケットを買う。20ユーロくらいだったか、もはや忘れてしまった。バスの出発には少々時間があった。ターミナルのそばには、朝からやってるカフェがあった。入って何か食べたかったけど、地元民だけの喫茶店、しかも、なかからは、地元のおっちゃんが、見慣れない東洋人をじーーと見ていて、店内に入る勇気が、最後までわかなかった。
そうこうしている内に、バスが到着。バッグを預けて乗り込む。8時に出発して、ポルトには、11時半ごろにつくはず。3時間半の長旅の始まりだ。ナザレからは、しばらく一般道をはしり、1時間程度でLeriaという町へ。結構、人が乗ってくる。そこから、おそらく高速道路に乗りCoimbraに到着。たぶん、10時ごろ。一瞬見えたCoimbra大学は、本当に立派だった。地球の歩き方では、イマイチ魅力がわからなかったのだが。Coimbraで多くの乗客が降りた。さらに、ここから北上し、11時半ごろPortoへ到着。まずは、サンベントス駅へ向かう。道すがら目にする風景すべて素晴らしい。リスボンをさらに、古めかしくした感じとでもいえばよいのかわからないけど、すごく魅力的。
ほどなくして、サンベントス駅に到着。グマラインス行きは14時20分発なので、まだ相当時間がある。コインロッカーにバッグを預けようとしてマゴマゴしていると、気のいいオッちゃんが、コインロッカーの使い方を手とり足とり教えてくれた。バッグを預けた後は、軽くポルトの街を散策。駅前のリベルダーデ広場では、トランペットを吹いているおっちゃんがいる、風情なり
駅前のリベルターデ広場
トランペットを吹くおっちゃん
坂の上のグレリゴス教会が見える。本当に絵になる風景だ。
市電もかわいい
街中のカフェでビーフバーガーを食べた
たしか、一時間ほどその辺をブラブラして、ふたたび駅に戻る。ギマラインスへはポルトガル国鉄で移動しなければならない。自動販売機で切符を買おうとしたら、なんとすべてポルトガル語。さすがに手も足も出ない。しばらくウロウロしていたけど、どうやっても切符を買えそうにない。そこで、切符を買っているお兄ちゃんに声をかけ、ポルトガル語がわからないから、代わりに機械を操作してくれとお願いをする。最初、いぶかし気な顔をしていたけど、ちゃんと操作してくれ、無事切符を購入。コインロッカーからバッグを取り出し、待合室で時間をつぶしたのち、ギマラインス域の電車に乗り込んだ。
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