2015-02-22

2015年ポルトガル旅行4  ~2月9日(日) カスカインス~ロカ岬~シントラ

2日目は、定番の観光コース、カスカインス~ロカ岬~シントラを回りました

前日、目一杯動き回ったため、起きたのがすでに10時半。そこらか、身支度を整え、Cais do Sodreに向かう。朝ごはんを食べてなかったので、駅そばのリエイラ市場に立ち寄る。一言でいえば、ショッピングモールのフードコートのような感じ。まあ、現実には、日本のフードコートが真似たんだと思う。

すごくおいしそうなお店がたくさんある。だけど、ポルトガル語が皆目わからん・・・



朝から、軽くワインを飲んでいる人もいる。
何とか頼んだのが、生ハムのサンドイッチ。
ハムがすごくおいしい。日本のハムは、基本的に味がないけど、こっちは、比較的しっかり塩味がついている。単純にパンに挟んだだけだったけど、すごくおいしかった。生ハムのサンドイッチ、3ユーロなり。


ふたたび、Cais do Sodre駅に戻り、カスカイス~ロカ岬~シントラ~リスボン周遊券を購入する。駅のカウンターで、この周遊券は、リスボン市内の地下鉄は乗れないけど、ちゃんと理解してるのか?と確認されたけど、シントラ行くから問題ないよと答える。

たしか、12時過ぎの電車に乗り、カスカイスへ。色々、めぐってみたかったけど、すぐにロカ岬経由シントラ行バスがあったので、それに飛び乗る。たしか、シントラ行きバスも、駅で買った周遊券が使えるはずだ。Viva viagemをセンサーにかざすが、バスの運転手は、これでは乗れないという。たしか、4ユーロ弱を払って、バスに乗り込む。通学バスを兼ねているようだ。学校帰りの地元の子供たちが乗り込む。ワイワイしながら、バスはロカ岬へ進む。しばらくして、とある集落で子供たちは降りた。しかし、どこがロカ岬だろうか?と思いつつ、バスに乗っていると、勝手知る運転手が叫んだ

「Cabo da Roca!(ロカ岬!)」

観光客と思しきイタリア人?のおばちゃん軍団と一緒に、バス停を降りる。
すると、すぐそこは、ユーラシア大陸最西端ロカ岬だ。











とにかく、景色がきれい。日本人が全くいないことも心地よい。リタイアした老夫婦の観光客が多い、きっと悠々自適の観光旅行なんだろう。いずれにしても、自分とは、ほど遠い世界のこと。なんとなく、うらやましい様な、別世界のような気持ちで、仲睦まじい老夫婦たちを眺めた。

一時間ほど散策したのち、再び、路線バスに乗りこむ。今度は、周遊券の領収書をバスの運転手に見せると、このままバスに乗ってよいという。で、そのままシントラへ。シントラからは、シントラ(434番)の周遊バスで、ペーナ宮殿へ。シントラは、ほかにも見所があったのだが時間がない。入口で入場料を払い、山道を登ること20分くらいで宮殿へ到着。



もともと修道院として建築したらしいが、その後、どこかの王様が改装して宮殿になった。日本でいえば、山城か?実際には、荘厳だったけど、写真で見るとお菓子のお城のようでお茶目だ。


ポルトガルは、一度、アラブというか、イスラム系に支配された歴史があるようで、ヨーロッパとイスラムの風習が混在している。モザイクのようなタイルも、イスラムの影響らしい。




ペーナ宮殿、最上部からの眺望。本当に、綺麗でしばらくぼーっとしていた




宮殿だけあって、当時の調度品やステンドグラスが展示されていた。

再び周遊バスにのり、シントラ駅に戻る。6時過ぎの電車に乗ると、小一時間で、リスボンの中央、ロッシ駅に到着。駅前のAugusta通りをブラブラしながら、ご飯を食べれそうなお店を探すが、やっぱりなんとなく入りにくい。


そのまま、シアード~カモインス広場を経由し、ホステルがあるBairro Alto地区に到着。ホステルの近くにある地元民も入っているレストランに入る。メニューを見るものの、なんとなく、英語ですら何が書いてあるか理解できない。そこで、一番上に書いてあるのはおそらく一押しに違いないと思い、赤ワインとともに、適当に注文。でてきたのは、おそらく小豆のリゾットと、バカリャウ(干しタラ)のフライ?コロッケ?。赤ワインを飲みつつ頂く。塩中心のシンプルな味付けで、それなりに美味しい。ちなにみ、すぐ隣の席は、金髪の母親と娘がご飯を食べていたのだが、お店のマスターとおもわれるおっさんが、大した用事もないのに、何かと話しかけていたのが印象に残った。オヤジの行動というのは、万国共通なのだ。たしか、お代は30ユーロ弱。まあ、こんなもんか、と思いつつお金を払い、ホステルに戻る。

朝起きるのが遅くなっちゃたけど、2日目もリスボンを満喫したのでございました。


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