★ 2月7日12:15 成田~リスボン
12時25分出発のJL407便で、まずはフランクフルトへ出発。ポルトガルへの直行便はなく、ヨーロッパの空港で乗り換えが必要だ。で、行きはフランクフルト、帰りはパリ(オルリー~CDG)で乗り換えるチケットを購入した。実は、パリでの乗り換えは、格安チケットを購入した後に、空港間の移動が必要と気づいたのだが、このパリでの乗り換えが、旅行前も旅行中もずーーと心配の種だった。
時刻ちょうどに離陸。飛行機は空いている。隣二つの席は空席、ゆったりした気分で過ごす。ご飯を食べたり、久々に映画を見たりしながら、ウトウトしていると、あっという間にフランクフルトに到着。16時40分。入国もあっという間に済む。成田で発券してもらえなかった乗継便のチケットも、空港の係員に尋ねて、いとも簡単にゲット。その後、2時間くらいぶらぶらした後、19時10分発のTAP PortugalのTP579便で、リスボンへ出発。そして、予定通り、21時15分ごろリスボン着。
夜だし、土地に不案内なので、タクシーで移動すると決めていた。そこで、空港でタクシーに乗りこむ。つづいて、家で印刷したホステルの地図と案内を運転手のおっちゃんに見せる。オッちゃんは、ちょっと地図を見た後、わかったわかったといい、すぐに車を走らせた。
夜のリスボンの街並み、首都の割には人が少ない。しばらくして、大通りから、路地にタクシーが入っていく。路地の路肩には隙間なく車が止まっている。駐車違反などというセコイ概念はないらしい。そんな中を、タクシーはどんどん進む。もはや、どこを走っているのか皆目見当がつかない。が、しかし、タクシーがホステルまで連れて行ってくれるはず、そんなことを考えながら、ぼんやり街並みを眺めていた
ふたたび大通りにでる。しばらくして、タクシーが路肩に止まった。おっちゃんが、もうそこの路地を入ったところが、お前が泊まるホステルだ、という。お金を払い荷物を受け取る。30ユーロだった。
やれやれついた、と思いながらホステルを探す、、、、がない。
なにか、おかしい。しばらく、周辺を探してみるが、やっぱりない。
・・・・ヤバイ
降りたところは、いわゆる歓楽街だった。夜遅くだったけど、まだ、お店がやっている。適当なファーストフード店にはいり、地図とホステルの案内を見せて尋ねる。
「あーー、ここ知ってるよ。大通り2分くらい歩いて行ったら、大きな看板あるからすぐわかるよ」
わー、ありがとう、といってお店をでる。なんだ、近くにあるのかと、ほっとする。で、道をしばらく歩くが、やっぱりない。うーーん、なにかがおかしい。ちょっと、ヤバイ。さらに、ホステルを探す。しかし、一向に見つかる気配がない。それどころか、大通りから、一歩、裏路地に入ったら、もう自分がどこにいるかわからない。というか、そもそも、自分がどこに下ろされたかすらわからない・・・。
しばらくすると、裏路地の暗がりに警察官がいることに気づいた。再び聞いてみる。ホステルの案内と住所を見せる。すると、警察官が、場所がわかったという。がしかし、そこから先、警察官が何を言っているのかがよくわからない。とにかく、今いる裏路地をまっすぐ突き当りまで進めと言っているようだ。とりあえず、わかったといい、裏路地を進む。しかし、いわば新宿ゴールデン街のような隠れ家的なバーと住宅街が続く裏路地、進むにつれて再び心配になる。ホステルがあるとは思えない。どうしよう・・・・
「どうかしましたかーー」
突然、日本語で声をかけれる。お互い、ゆっくり近づく、ポルトガル人の若い女の子2人だ。興味本位で、日本語で声をかけてきた。その先は、英語でやり取りをする
女の子 「どうしたの?」
自分 「いや、ホテルが見つからなくてこまってる」
女の子 「住所はわかるの?」
自分 「わかるよ、これ」
女の子 「オッケー」
やおらiPhoneを取り出すと、地図とナビを起動して、住所を入力。あー、ここだ―といいながら、一緒に歩く。レストランで食事をした後、良いバーを探して歩いていたという。日本からどれくらいかかったかとか、何日間リスボンにいるのか?とか、たわいもない話をしながら歩いるとホステルに到着。よかったねー、お金はいらないからーと言いながら彼女たちは、再び夜の街に消えていった。もうすこし、なんで日本語が話せるの?とか聞いてみればよかったと思ったけど、すでに後の祭り。もはや、どこの誰だかよくわからない、ざんねん。そして、歩きながら、俺もスマホ持ってたわときづく。宿泊したホテルはこれ。
Travessa das Mercês 52, Lisbon, Portugal
タクシーに間違って連れていかれたホステルはこれ
Bairro Altoとは、リスボンの歓楽地区の名前であり、BAは、Bairro Altoの略称なんでしょうね。
と言った感じで、初日からハプニング満載でおなか一杯になったのでした。
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