松本孝行(元既卒)のブログ
仕事のやりがい≠生きがい
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やりがいとは、仕事における心の張りあいのことです。つまり、仕事で成長する・お客さんから感謝されるといったこと。その意味で、効率的にティッシュ配るとか、料理を覚えてレシピを見ずに調理するといった些細な進歩でさえ、仕事におけるやりがいです。
(中略)
ただし、やりがいを、生きがいに繋げる必要はありません。例えば生きるに値するものを家族とする人もいれば、趣味とする人もいる。それは、例え、有名企業・大企業のサラリーマンにとっても不自然なことではありません(ただ、その割合は減ると思います)
このあたりの違いは結構重要です。現代の就職活動はかなり仕事に人生のウエイトを置かなければならないような流れになっています。それゆえ、「仕事で自己実現」というのも良く見かける言い方です。しかし、「仕事にやりがいがあって、やりがいが仕事のモチベーションにつなげたい」、ただし、「生きがいは、仕事とは、別に持っていたい」というのも、世間のサラリーマンにとって、おおむね自然な考え方です。(というより、多くの人は、そのように考えてるのではないでしょうか)
(引用終わり)
仕事をする上で、「やりがい」≠「生きがい」という区分けは、とても重要だと思います。僕の周りでも、「やりがい」=「生きがい」と考える人はほとんどいない(が、たまにはいる)はず。
注意したいのは、たとえば、面接官でさえ、あるいは、面接官であるがゆえに、その辺の区別がついていないこと。つまり、面接官が仕事に生きがいを感じてない場合でさえ、面接で「仕事は、所詮、仕事。まあ一生懸命やるけどね。」的な態度をとると、「なめてる」とか、「やる気がない」と判断しかねないということです。
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思えば新卒でシュウカツ真最中のころ、時はバブル崩壊直後。会社説明会に行く度に、「会社と心中しないヤツは、サラリーマンとはいえない」的な言い方を連発する人事を目の当たりにするたびにドン引きし、オレはサラリーマンにはなれっこない、、、、と思ったものでした。が時がたち、サラリーマンを10年以上続けた今となっては、あれはポーズとか、天然バカのアピールだったんだーと冷静に振り返ることができるようになったのでありました。
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