ごくごく当たり前の普通のことだけど、普通のサラリーマンは自分が勤める会社を「うちの会社」と呼びます、、、よね。かく言うわたくしも、勤め先を「うちの会社」と呼んでいました。
そう、いまや勤め先を「うちの会社」とは呼びません。
なぜか?
自分でも、明確な理由は分からりません。
ただ、今の会社に転職してから、勤め先をうちの会社とは呼びたくない、、、、と思う各種出来事があった、、、ような気がする。まあ、各種恨みつらみを差し引いても、もはや勤め先を「うちの会社」とは呼びたくないし、呼ぶ気もない。
そもそも、勤め先を「うちの会社」と呼ぶのは、自分自身と勤め先を同化させている感じがする。「うちの会社」が含まれる会話は、会社に対する愛着を感じることが多い。たとえ会話内容が、会社批判であっても、、、ね。
その意味で、勤め先を「うちの会社」と呼ぶ人は、会社の中でさえ、出身校、故郷、家族、、、、のような地縁・血縁的ネットワークに埋め込まれている、、、のだろう。
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個人的には、会社の地縁的・血縁的ネットワークは欺瞞にしか見えない。というのも、今まで何度も、リストラ・窓際的なものを見たり聞いたり経験した、、、から。だから、会社や同僚と、どんなに親しくても、立場や利害関係を超えられないと思う。こんなこと、誰でも分かっているんだろうけど、実際に体験してみないと、本当の意味合いは分からないと思う。
そんなことで、「うちの会社」はさー、、、などと愚痴をこぼす同僚を見るにつけ、その人にナイーブさを感じてしまう日々なのでありました。
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