2014-01-13

競争しないですむように働く

今は使っていないけど、数年に一度、英語を使う仕事がめぐってくることがある。

だれも、自分が英語が得意だとは思っていないと思うし、もっと英語が上手な人はほかにもいる。だけど、流れというか、役割というか、だれもやらないという理由で英語で仕事することになる時がある。自分でも、分不相応だなーとよく思う。

で、よく思うのが、英語が上手な新卒の子が、なんで(国内で主にビジネスをする)大企業に就職するんだろうかってこと。

その手の大企業に就職した場合、英語を使う仕事につくことは思いのほか難しい。なぜならば、大企業は人気企業・人気業種ゆえに、ほかにも英語が得意な人がいる。結局、英語業務の競争率が高くなるし、普通の業務ができて初めて英語の能力が評価対象になってくることが多い。でも、この辺の事情は、グローバル展開する大企業でもあまり変わらない気がする。

以前勤めていた会社などは、売上の90%は国内での売り上げなので、英語を使う仕事はほとんどない。だけど、それなりに大企業なので、見栄を張って英語が得意な子を大量に採用する。だけど、実際に英語を使う業務に配属する子は、本当にごく一部だし、下手すると翻訳の下請け屋さんになってしまって、見ていてかわいそうになる

個人的には、そういう人は、地味な業種や不人気な企業にするほうがよい気がする。地味な職種は、世間受けは悪いかもしれないけど、逆に言えば、自分が得意なこと(ここでは英語)ができる人も少ないので、社内では重宝されるはずなのだ。しかも、つならない下請け業務よりも重要な業務を直接担当できる可能性が高くなる。結局生かせずじまいのスキルを持て余すくらいないならば、必要とされるところでスキルを発揮したほうが人生ハッピーなのではないだろうか?

などと、なぜかつれずれ思った日曜の夜




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