昨夜、NHKを見ていたら、宇多田ヒカルが活動休止する理由をしゃべっていた。実は、11月ごろ、たまたま聞いていたJ-WaveのTokio Hot 100に宇多田ヒカルが出演していて、そのとき、活動休止する理由を聞いていたので、今回は2回目なのでした。
で、当たり前だけど、前回も今回も言っていた事は大体同じで、
「(自分は)アーティストとして、いきなり大成功してしまった。だから、アーティスト活動以外の普通の生活を知らない。そういったことは、今まで気がつかなかったし、気にもしてなかった。だけど、このまままでは自分はダメ人間になってしまう気がする。だから、アーティスト活動よりも、普通の生活を優先したい」
といったところ。
まあ、彼女の人生なので、僕には何の関係もないんですが、活動休止理由をたとえると、王様の娘が、
「わたし、皇女なので宮殿でのゴージャスな生活しか知らないの。でも、王家は下々の人々の上がりで食べてるのだから、私は下々の生活を知ってこそ、皇女としての資格が得られると思うの。だから、わたし、しばらく皇女の身分を隠して下々の人々と生活してみたいわ」
という感じでしょうか。なんか無邪気でいいですね。
もし、本人が望むなら、自分のことは、基本的に自分でやるって宣言すればいい気がするんですけど、そーーは、問屋がおろさないんでしょうかね。
まー、お金もあるし、たくさん稼いだし、たくさん働いたし、ってところで、ほかの事を気分転換にほかの事をやってみたいってところなんでしょうね。
ところで、宇多田ヒカルの曲って、なんか伝わるものがないんですよねー。詳しいことはよく分からないのですが、どんな曲でも、何かを伝えたいという気持ちは、曲の好き嫌いに限らず伝わるものだと思うのですが、宇多田ヒカルの曲には、それを感じない。曲自体は、なんとなくこざっぱりと作られてる気がするのですが、気持ちがはいっていない、、、、、気がする。
いま、こんな言い方するか分からないけど、彼女のよさは、Black Comtemporay MusicをJ-POP風に聞きやすくしているところだとおもう。
ところで、Black Musicをつくる日本のアーティストって、小さいころは日本の歌謡曲しか知らなくて、あるときStevie WonderとかMarvin Gayみたいなのを聞いて、Black Musicに目覚めるってパターンが多いと思う。で、そんな彼らからは、自分がBlack Musicから受けた感動を、ほかの人にも伝えたいという情熱が、曲を通じて伝わってくる気がする。
その意味からすると、彼女は生まれたときからブラコンが当たり前のようにあって、J-POPをブラコン風に作ることは、当たり前すぎることなのかもしれない。で、曲がこざっぱりまとまっているのに、表面的な気がするのは、その辺に原因があるのではないか、、、なんて思ったのでした。
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