2008-12-27

伏せられた社名

マック行列、バイト千人 新商品発売日、やらせ否定
asahi.com (2008年12月26日8時12分)

日本マクドナルド(東京都)が今月23日に、関西で初めて新商品「クォーターパウンダー」を大阪市中央区の御堂筋周防町店で発売した際、マーケティング会社を通じてアルバイトを集め、客として購入させていたことがわかった。約1千人が雇われたという。マクドナルド側は「モニター調査だった」と説明し、「やらせ」であることは否定している。

同社によると、今冬、マーケティング会社に対し「商品の品質やサービス内容のモニター調査をしたい」と依頼。マーケティング会社が、大手人材派遣会社「フルキャスト」と別の人材派遣業者を通じて計約1千人のアルバイト契約を結んだ。

マクドナルド側がマーケティング会社側に支払ったモニター調査費には、バイト代やマクドナルドの商品購入代金が含まれていたという。


(中略)


マクドナルドは朝日新聞の取材に対し「商品の味や店のサービスを調べるのが目的で、行列を作るためや売り上げのためではない。1千人はマーケティング会社が有効なモニター数を得るのに必要と判断した数字で、こちらが頼んだ数字ではない」と説明。徹夜組の20人については「マーケティング会社側に発売を盛り上げるために依頼した。(自己演出との)誤解を生んだとすれば、今後は誤解がないようにやり方を検討したい」としている


(省略)

まあ、調子に乗ってやりすぎたってところでしょうか。 大口叩いてナンボ的なプロモーションの雰囲気と、今回の不祥事の内容が、ここまでマッチすることも珍しい気がします。しかし、調査するためにモニターを並ばせましたって、、、、こんな下手な言い訳なら、言わない方がマシって気がしますね。調査もバカにされたもんだ。

あと、ずるいなあ~と、漠然と思うのは、この記事では、行列を仕込んだマーケティング会社の社名だけを伏せてるとこ。なんか、意図をビンビン感じるねえ。でも、朝日新聞に強い影響力を及ぼせる会社といえばさ、、、、、しかも、マーケティング会社ってことを考えるとさ、、、、もはや広告代理店しかないよね、状況を考えるとさ。電通か博報堂、あるいはADKだよね、どう考えたってさ。

ま、新聞社は、相変わらず節操ないってことさ。
あと、最近、web魚拓ってのがあるんですね。フルキャストがアルバイトを募ったという求人広告が保存されていました。

楽チン!新商品を並んで買って、食べるだけのお仕事!

ま、いずれにせよ、バカみたいな話でなのでしたあ。

2008-12-23

富津岬

今日は、富津岬へ行きました。

この写真は、岬の展望台から撮った第一海保。対岸に見えているはずの景色は、川崎~羽田あたりのはず。空気が澄んでいれば、富士山も見えるはずだけど、今日は残念ながらもやの中。


富津岬で、しばらくブラブラした後に、恒例の穴子天丼を食べるべく、地元の観光?食堂へ。テレビの取材が多いらしく、沢山の色紙があったけど、サインを書いた人が誰なのかは、全く分からずじまい

で、これがでてきた穴子天丼。穴子が、すごくおおきい!やはり、こうでなくてはねえ。そして、お味噌汁はアサリの味噌汁。アサリが沢山入っていて、いいダシ出ていました。

どちらも、とても美味しかったです。

2008-12-21

何を知りたいのか?

あなたが知りたいのは誰ですか?(代表性の話)
(マーケティング・リサーチの寺子屋・2008/12/21)

http://link-kobo.no-blog.jp/research/2008/12/post_1a8b.htmll

まずは、つぎのニュースリリースと、詳細データをごらんください。

高齢者におけるパソコン・ネットの利用動向に関する調査
(株式会社NTTデータ経営研究所:20081216ニュースリリース)


みなさんは、このデータとそこからのコメント(リリースの内容)を読んで、どのような感想をもたれましたか?

「なるほど、高齢者でもコンピュータのリテラシーは高いんだな」でしょうか。
あるいは、「ちょっと、待てよ・・・」でしょうか。

(中略)

今回知りたかったのは、(中略)「60歳以上のPCユーザー」です。
そして、今回の調査で得られたデータは、上手の濃い青である「60歳以上のPCユーザー、かつ、インターネットユーザー、かつ、インターネットリサーチ登録者」です。
ここで考えないといけないのが、「インターネットリサーチ登録者」の回答が、「60歳以上のPCユーザー」の実態を正しく反映すると考えていいのか?、ということです。


初歩的な誤りですよね。初等統計学やリサーチに対する知識がなくても、突っ込めそうな内容です。まあ、ちょっと、脇が甘すぎでしょうか。ただ、このリクツで行くと、PC関係の調査は、郵送とか電話だけしかつかえないはず。でも、そんなに自分を律することができる調査会社ってあるのかなあ?富士通やNECからの注文を拒否する、ネットリサーチ会社ってあるのか興味あるね。

個人的には、いまさら代表性の話をガタガタ言うことに違和感を感じます。だいたい、殆どのリサーチャーは、代表性や誤差のことなど考えて、リサーチなどしないはず。
統計量なんてことば、普段使ったことないよ。

もっと問題だと思うのは、このレポートは、一体何を明らかにしたかったのかってこと。高齢PCユーザーの利用実態?会社にいるオジさんたちを見てれば、この程度の結果は、想像つくんじゃない?

常識が確認されましたって?あっそ、そりゃ、よかったね
まあ、調べれば何か結果は出てくるよね。でも、安売りマクロミルでも数十万のコストが必要な調査結果は、結局、常識の上塗りだったんだよね。

簡単に言えば、街頭インタビューをもっともらしく定量的にまとめた内容なんだよね。
だから、消費者の行動に対する何の洞察もないんだよね。
その結果、戦略的マーケティング理論や、消費者行動理論を全く無視したようなレポートなのさ。
ほんと、何とかならんもんかねえ