2012-11-30

4月と11月

私にとって4月と11月は、過去を振り返りたくなる月だ。

あれから、6年と8年

常に初めてのことだらけだった
色々なことがあったし、相当苦しんだ
が、何とか乗り越えることができた、と思えるようになってきた。
特に、ここ1~2年、過去に積み上げてきた全ての事柄が、あらゆる局面で開花した、と感じている

一方で、決して超えられない壁があらわれた

しかし、もしかしたら、超えられない壁なんてないのかもしれない
楽観的に考えると、大抵の壁は、時間と熱意と努力で越えられるのかもしれない

問いを変えよう

越えたい壁という点ではどうだ

今、超えられないと考える壁は、超えたいと思える壁ではないのかもしれない
だから、超えられない壁だ

周囲のこと、積み上げてきたことを考えると、迷いがないと言えば嘘になる
すでに、答えはでているのかもしれない

あとは、答えに気づくだけだ

2012-11-14

2012年夏休み1

すでに遠く過ぎ去ってしまったことですが、今年も9月に恒例の夏休みをとり、いつものように島根県に帰省しました。8日(土)の11時ちょっと前の羽田発の飛行機に乗り、昼前に出雲空港に到着、レンタカーを借りたのち、西へ向かうこと2時間弱で銀山に到着。

で、まず最初にやったのが、夕食用に、楽しみにしているに江の川の地アユを七輪で焼いてみました。これた江の川の天然アユ。大きいです。



七輪で焼きあがった地アユを狙う、うちのワンコ


皿に乗った姿


これまた恒例の骨抜きをしました。さすがに天然ものだけあって、骨がしっかりしてるから、骨抜きもすごくうまくいって、すごくうれしかったです。といった感じで、天然アユを堪能し、大満足なのでした。


で、9日(日)は何をしたかといえば、これまた恒例の仁万の亀屋にお昼ご飯を食べに行きました。、親戚のオッサン、といっても、いままで一度も聞いたことも見たこともなかった人なのであるが、そのオッサンがわが家に連絡をしてきて、人見知りな自分としては、ぜんぜん気が進まなかったのだが、亀屋でお昼を一緒に食べることになった。で、これがお刺身定食


こっちは、サワラのアラ・・・・だったはず


刺身も焼き魚も、いつもの様に、すごくおいしかったので、まあこれはこれでよかったのかなーというかんじでした。で、その後、まだお昼過ぎだったので、安来のCafe Rossoにお茶しにいったのですが、なんと、誰の断りもなく、Cafeからコーヒー豆屋に業態を転換しており、日曜日が休みになっており、結局、コーヒーをのむことができずじまい。でも、安来まで来たので、米子のお菓子のお城に行き、一通り試食しまくった後で、さらに、意味もなく大山にのぼりました。で、その後、夕ご飯は、まだ開店して間もない大社のlautでイタリアンを食べて家に帰りました。どうも、lautは福光のお店をやめて、大社を開店したらしいのですが、お店の人が、「大社のlautは、福光のときとは味が違いますから!」と妙に強調していたのが印象的でした。福光のlautは、きっとマズかったのでしょう。



といった感じで、2日目も過ぎ去って行ったのでした。

2012-11-04

○○派男子は、本当に世の中に存在するのか?

市場調査クリニックというサイトを見つけた
私、とても仕事熱心なので、このサイトについて意見を述べてみる

分析裏話 第1回 

現在様々な市場調査でセグメンテーションが行われていますが、実務で活用できるセグメントを作るのはなかなか難しいものです。通常、企業がセグメンテーションをする上でまず知りたい事は、「どのセグメントを狙うのが良いか?」つまりターゲティングの根拠となる情報です。(追記:がしかし、実際には、調査会社にセグメンテーション調査を発注しても、それぞれのセグメントの特徴は調べてくれるが、ターゲティングの根拠となるを情報を提供してくれることは、ほどんどない。)
先日、ある案件でFMCG系のクライアントが以下の様なお話しをされていました。
 ”調査でセグメンテーションをお願いすると、価値観やライフスタイル等の変数を使って、「コンサバ系健康志向シニア」とか「オシャレ敏感新しいモノ好き女子」の様なクラスターが出てきます。一見”それっぽい”感じはするのですが、本当にそんな人いるんですかね?(笑)。というか、弊社の商品に対する反応は(どのセグメントでも)大体同じようなものなので、ターゲット選定に使えないんですよ。この様なタイポロジー自体は実務であまり必要ないし、もう(セグメンテーション)辞めようかな。結局、性年代で集計したデータ位しか使えないですよ。”

(省略)


思えば数年前、この仕事を始めたばかりのころ、担当していた、とあるFMCGクライアントにこんなことを言われたのを鮮明に覚えている

「ウチの会社、CM山ほど発注するから、電通がたまにタダで調査してくれるんだよ。でさ、セグメンテーションとか言って、参入しているカテゴリーの購買者をクラスター分析して、○○派女子とか、○×重視男子がいるとか言ってくるんだよ。まあ、口では何も言わないけど、仲間内では、いつも、あいつらバカじゃね?とかいってるんだよね」

で、一方、勤め先の調査会社では、同じく、この仕事を始めたばかりのころ、同僚がこんな会話していたのを鮮明に記憶している。

「お客さん(FMCG系クライアント)に、セグメンテーションの話をして、○○派男子がどうのこうのとか言っても、(マーケティングやリサーチに対するセンスがないから)ぜんぜん通じないんですよねー」

というかんじで、悲しいかな、ぜんぜん話はかみ合っていないわけです

がしかし、今回の場合、やっぱりお客さんのセンスが圧倒的に正しくて、いまのセグメンテーションがまったく使えないというのが真実なわけで、、その理由は、分析裏話に書いてあるとおり。

しかし、分けることが目的になってしまうのは、一体なぜなんだろうか
所詮、調査・分析などひとごとなのかもしれない・・・などと思わざるを得ないのであった