マーケティングリサーチ協会で、統計の基礎講座を募集していますねえ。
■ 実践力強化のための基礎統計学講座
~今からでも遅くはない実践力強化のための基礎統計学講座
http://www.jmra-net.or.jp/seminar/detail.php?document_id=2355
ざっと見てみたところ、初等統計学に絞って、統計学のコンセプトを丁寧に説明していただけるようです。大学で習う統計学の授業のような内容です。その点から考えると、理想的なことを勝手に書けば、入社1~2年目の新人が、基礎固めとして復習すべき内容という気がします。が、現実的には、この内容を理解しているリサーチャーは、きわめて少数派と思われ、さらに、この内容を身につけないと、仕事にならないとすると、ほとんどの人が首になる、、、というか、そんなことを言おうものなら、多数派から白い目で見られるってのが、調査業界、、、あるいは今の勤め先の現実・・・・・なのだ
まあ、こんな状況に慣れきってしまった身としては、統計を理解せずに仕事をする人を批判する気など、もはや皆無なのです。が、統計を理解しない人が、統計を理解する人を馬鹿にする風潮は、ホントいただけないよね・・・・なんてことを、この手のお知らせを見る度に、つれづれ思ったりするわけです。
でね、最近、大手電機メーカーや最大手広告代理店が、マーケターというよりも、データ分析、つまり、分析そのもの(初等統計・多変量・データマイニング)と集計(データベースプログラミング)の2つ技術を持つ人を求人し始めているのを、ボチボチ見たりするのですよ。そのたびに、統計とかデータ処理が得意でも、馬鹿にされたり、無視されたりするなら、技術を求めているところにいたほうが幸せに慣れるのではないか・・・・なとどいう思いに駆られるのでありました。
まあ、だからといって、マーケティングとか経営戦略を知ってても、それはそれで馬鹿にされるだけあり、一番権威があるのは社歴、すなわちプロパーほど偉いっていう構図なので、よけい失望が高まる最近なのでした。
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