2011-07-20

原発用の冷却用ポンプは、電気以外の動力源でまわせないのか?

このたびの震災で、福島第一原発の冷却装置のダウンし、炉が制御不能になったのは周知のとおりです。制御不能とは、炉の冷却装置を動かせないので、沸騰した水が全部蒸発してしまいました・・・ということですよね。

で、ふと思ったのですが、この沸騰した水をつかって、冷却装置を動かすことってできないんですかね。原発の冷却装置とは、電気を使ってポンプを回しますって方法でしょ。で、電気の代わり、沸騰した水のエネルギーをポンプの回転力に変換できないのでしょうか?

まあ、当たり前だけど、今の原子炉ではそんなことできないのは分かってます。

そもそも、冷温停止なる状態になるまで、相当時間がかかるし、さらにその間、相当なエネルギーを出力し続けるわけですよね。だったら、余熱?で、ポンプを回すような仕掛けを入れてやれば、かりに冷却ポンプを電気で回せなくても、冷却できるんじゃないかなあ。

まあ、できればやってるよってことでしょうか。
あと、もはや原発がこんな状況になってしまったいま、どんな対策を講じようが、だれからも信頼を得ることは難しそうなのだが。

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あと、最近、放射能被害を訴える人々の要求が、みょーに高まってきたのがすごく気になる。まあ、高い要求は、人情だって気もする。その人たちにとっては、青天の霹靂のような被害だから。がしかし、だからといって、たとえば放射能から受けるあらゆる健康リスクは、どんなレベルだろうが許容できないっていう主張は賛成できない・・・な。

そもそも、被災地域の人々でさえ、電気を無尽蔵に使える豊かな生活を享受していたはず。都会の電気使用量が多いってのは事実だと思う。だけど、一人当たりの電気使用量って、都会の人々は、田舎の人たちより圧倒的に多いのだろうか?

もちろん、補償は必要だと思う。ただし、必要なレベルに対して、、、だ。何の健康被害も見込めないのに、ただただ放射能は危険、気味が悪い、俺たちは被害者だ!要求して何が悪い・・・・といった言い方には賛成できないよな、、、などと思うのでありました。

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