2015-08-20

売上と利益


「売り上げと利益さえ上がれば、どんな販促をやってもよい」

と言うイケてない上司たちがいる

まあ、お金を儲けなければ会社は運営できないから、これは大事なことだ
だけど、逆に言えば、だれもが、売上と利益を生むように行動しているはずだから、従業員の行動は、すべて売上と利益を生むはずだ。とすれば、従業員は、何をしても良いということになるのだけど、そうは問屋が卸さないのが、この世の常。

その、売り上げと利益があがれば・・・という言い方がぱっとしないのは、その上司様たちが何も考えてないというのが露骨に見えるからだ。まあ、言ってみれば、丸投げ。上司たちが決して口に出せない心の声をありていに書くと、こんな感じになるのだろう。

「あのさ、俺、自分の上司たちからは、オマエが約束した売上と利益を上げろとしつこく言われているんだよ。だけど、ぶっちゃけ、俺さ、どうやって商売したらいいか、皆目見当つかないわけ。だからさ、俺の代わりにさ、売り上げと利益が上がる、なにか具体的で、だれも反対しなくて、かつ、だれもが称賛するような、素晴らしい手だて、考えてくれよ。そして、それが、お前の仕事だから、ヨロシク」

と。なんで、こんなテイで上の立場に立てるのかがわからない。
自分も将来、あんなことを言い出すようになるのかと思うと、本当にイヤになる。

ただ、訳の分からない妄想にもとづいて、変な指示を出しまくった挙句、上手くいかない尻拭いをさせられるパターンもあるので、それから考えると、ボケ老人のような上司たちは、扱いやすいのかもしれない。そして、ここ数年で、ボケ老人上司たちの扱い方もだいぶ、慣れてきたし。

小ネタを小出しにして、あと2年くらいは、悠々自適で暮らそう
そんなことをつれづれ考えた夜なのであった

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