2011-08-30

また読みたい本が増えたのだ

今日、お昼休みに本屋でブラブラしていたら、なぜか、この本が目にとまったのだった。

競争の戦略(Competitive Strategy)
マイケル・ポーター



これ、すごく有名な本で、大きめの書店なら、必ず1冊はおいてある。が、買った人のほとんどは、ちゃんと読んでないともおもわれ。まあそんなこともあり???、どーーせ5Forceの本だろー、、とタカをくくっておりました。でも、今日、何となく手にとって目次を眺めたところ、5Forceでは語りつくせない、すごくこゆい内容が含まれていてアゼン。

5Forceとは、どーも、ポーターが提唱する理屈の一部みたい。むしろこの本の勘所は、ゲーム理論のCommitmentやSignalを使って、業界内外の競争構造を分析する所のようなのだー

以前、ゲーム理論を経営戦略に積極的に持ち込んだバリーネイルバフの本を読んだとき、ポーターの元ネタも産業組織論とゲーム理論なのですよ、と書いてありました。がしかし、イマイチ、5Forceとゲーム理論が結びつかず、腑に落ちなかった。が、これでようやく合点がいったのだった。

はやく買いたいところだけど、まだ、かのコトラーの分厚い本が半分残っている。しかも、最近、飽きて読んでないし。さっさと、コトラーを読み終えて、次に行きたいなーなどと思った火曜の夜なのでした。

しかし、Competitive Strategyって、英語そのものもかっこいいよなー

とある会議にて

今日、とある会議があった

とある会議とは、とある既存サービスを、新サービスへ移行させるための説明会。
会議の主催者は、新サービスを立ち上げる、わが社きっての切れ者・プロパーのエリートさん。
一方、中途入社で、超小物のわたくしめは、イチ顧客担当として、新サービスの内容説明を受けるべく、会議に出席したのでありました。

会議では、数多くの非常に活発な議論が展開されました。
で、その議論の途中、わたくしめも、とある質問、、、、というか、新サービスについての希望を述べさせていただいたのでした。すると、わたくしの質問が、切れ者エリートさんのカンに触ったらしく

「そんな希望を述べるんだったら、オマエが異動して、新サービスでも何でも立ち上げたらいいだろ!」

と、みんなの前で切れられてしまったのでした。

オマエが異動してって、、、、、ちょっとねえ、、、、

なんだろうねえ~

まあ、僕は、使えない中途の下僕なので、公衆の面前で馬鹿にされる立場が、身の丈にあってるんだろうねーーーーなどと勝手に納得したのでありました

2011-08-28

2011年8月28日まとめ

今日は、朝から良い天気だったので湘南へ行ってみました。といっても、鎌倉あたりは、人出がすごいこと間違いなしと思われたので、もうちょっと先の小田原の手前あたりへまず行きました。

常磐道を南下し、首都高をとおり東名から小田原厚木道路、さらに西湘バイパスをはしること2時間で、最初の目的地の西湘PAにつきました。



海が青くてとってもきれいです
台風が来ているからか、結構うねりが強かったですね。
このPAから海を見下ろす景色は、本当に大好きなのです

で、帰ろうと思ったのですが、Uターンができないので、そのまま小田原方面に向かったのです。が、なぜかだらだら走ってしまい、気がついたら真鶴まできてしまいました。で、せっかくここまできたので、真鶴の岬に行ってみました

三ツ石海岸






これまたきれいです
干潮のときは、島?石?まで、徒歩でわたれるそうです。
対岸には初島が見えました。晴れていたら大島も見えるそうですが、今日は靄がかかっていて見えませんでした。

で、そんなこんなで家路に着いたのですが、神奈川県内の渋滞が相変わらずひどく、家に着いたのが11時。景色はきれいでとても良かったのですが、やっぱり神奈川方面は要注意だーーー、と改めて思った日曜なのでした。

2011-08-27

データマイニングエンジニアの求人3

2月ごろに、新興IT企業で、データマイニングエンジニアの求人があると書きました。その結果、どういうわけか、わがブログの最大の検索キーワードは、「データマイニングエンジニアの求人」となったのでございます。

で、先ほど、改めて「データマイニマイニングエンジニア 求人」というキーワードで、Google先生にいろいろ聞いてみした。すると、新興IT企業で、データマイニングエンジニアの求人がさらに増えているようです。たとえば、こんなもの。

リクナビTech総研 
2100万会員モバゲータウンはデータマイニングの宝の山
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001829

ははは、勢いが良くて結構ですねーーー
ほかにも、Cookpadとか、Greeとか、それっぽい会社が求人をてるよう。

なんというか、人の商売にケチをつけるつもりはないのですが、以下感想。

思えば、データマイニングブームは、これで2回目かも、、、。で、初回は、リレーショナルデータベースやPOSが普及し始めた1990年代。で、大規模にRDB(やPOS)を導入したのは、通販・小売チェーン(CVS)あたり。で、その当時も、

「これで、データはそろった。後は、分析して商売に生かせば、更に利益が増える。まさにPOSは宝の山だ」

といっていた・・・・と推測するのですよ。(というのも、当時のことは、伝え聞くだけ)。で、さて、どうなったのでしょうか?

データなんて、ほとんど活用されておりません

まあ、全く使ってない訳ではない。素朴な指標(合計とか、簡単な(Ex.性年齢別)平均)は、みんな見ています。でも、そこから先、多変量をかけることは、ほとんどやりません。というか、そんな、ややこしいこと、到底できませんし、理解できません、やってられません。

活用が進まなかった理由は、いくつかあると思う。

(1)出てきた結果が当たり前すぎた
これは、本当によく聞く話。当たり前というのは、こういう意味です。

「データに、多変量をかけてみました。がしかし、合計とか平均とか構成比でも分かる結果しか出てきませんでした」

でも、これはある意味当然。というのも、分析とは、データをまとめたり、分類したり、結果に対する効果を調べる作業だから。で、その作業に使うのが、多変量を使えない人は、グラフを目で見て、アレコレ考える。けど、多変量を使える人は、多変量を使う・・・だけ。まあ、多変量を使えば早く仕事が終わるかもしれない。けど、分析に求められるのは、Surpriseの方が大きいので、あまり重要でないかもね。

あと、もっと言えば、凡人は、理解できる分析結果しか報告しないので、多変量で思いもよらない交互作用がでても、多くの場合無視するだけ。

(2)大発見を受け入れる素地がなかった
実は、大発見とは、多くの当たり前の分析結果の積み上げた結果起こるではないのか、、、と思われます。というのも、大発見とは、過去の常識を覆す見方だから。つまり、現状の常識を疑っていないと、突拍子もない発見を受け入るはずがない。誰も受け入れなければ、大発見が真実でも、何の意味もない。その意味では、分析結果から発見があるとは、発見を受け入れる素地があることが必要条件なのでしょう。


(3)概念が難しい
あと、そもそも、分析で使う基礎概念が難しいのです。要因(原因)・効果(間接効果)・因果関係・相関関係のような(社会)科学の分析概念が通じないことが多い。となると、多変量解析の分析報告が、いったい、何を意味するのか、全く理解できない。で、ここでつまづくと、本当に、どーーーにもならない。私、この、どーーーにもならない場面に、本当に何回も出くわしました。

「あの、、、要因、、、、ってなんですか?」

で、そういう人に限ってオーソドックスな結果を見せると、「こんな事実、俺は前から知っていた」と言うのですよ。でも、オレが知らない結果が出ると「こんな結果、信じられない」となるので、タチが悪い。

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ということで、データに統計処理をかけると、カネになる分析結果が出ると考えがちです。が、おそらく技術的な面でも、分析結果の活用場面においても、そう簡単に問屋はおろさない気がする。

モバゲータウンに即して考えると、そこがデータの山なのは事実なのです。が、その山が本当に宝の山なのかは、はたまた、宝の山に転化できるかは、いまだ未知数。でも、かつてPOSブームに沸いたRDB業界の二の舞にならないことを祈るばかりなのでしたーー

2011-08-21

イヤなことは考えません

今まで2回転職しました。で、今の会社で3社目です。どの会社にいるときも、所属部門には売り上げ目標が必ずあって、毎月、進捗管理してました。で、進捗管理するのは、どこの会社でも、たいてい課長さん。で、月末の経営会議が近づくと、「あの引き合いはどーーーなってる?」とか、「アレは、今月(伝票を)切れないのか?」とか「受注した分は、全部伝票を切ったのか?」とかとかとか、、、、、いろいろ聞き歩いていて、管理職は大変そーだなーなどと、他人事のように、いつも思っていました。

で、今勤める会社でも、当たり前だけど、売り上げ管理してます。が、とある管理職が、この間の会議で、こんなことを言っていました。

「売り上げ目標について考えると胃が痛くなるので、もう計算しないことにしました」

個人的には、天と地がひっくり返るような宣言でした。が、同席していた他の管理職も、さらに、宣言した管理職の上司も、何にも言わず・・・・・

なんというか、どんな事情があるのだろうか・・・・・などと思いつつ、記録に残さないわけにはいかない一件だなあーーーと思ったのでした。

2011-08-18

Perfume のっちにハマる

あれ、おかしいぞ?~のっち





「どこにいても、のちおとか、のっち君とか、、、いわれるんっすよ」

「MIKIKO先生もこないだ、『のっち君』と呼んでいて、あれ、おかしいぞ、と思って」



なんか、ミョーに、はまってしまいました。
「あれ、おかしいぞ」が、当分の間、耳から離れそうにありません。

2011-08-15

メロウなR&BとQeenのよさ再発見

今日も、毎週日曜日恒例のTokyo FM山下達郎 サンデーソングブックを聞きながらドライブしました。

で、今日紹介していた曲で、気になったものがコレ

Lovin' You / The O'Jays




日本では、この手のメロウな曲って少ない気がします。
けだるいけど、なんとなくロマンティックで、いい感じです。
で、この曲聴きながら、あ、この曲、あの曲とそっくりと思ったのがコレ

A Last Request / George Michael



たぶん、どちらも1987ごろの曲なので偶然の一致かと思います。
まあ、R&Bには、この手の曲で、1ジャンルあるのかも、、、なんて気がしました。

あと、最近、ふとQeenのこの曲を聴いたのですが、思いのほか良くて、びっくりしました

Queen- bicycle race



bicycleを連発して、おちゃらけ感満載ですが、曲自体は、ポップスの割には、ハーモニーとか、リズムが凝っているかも、、、、

などなど、新たな発見に、大満足な日曜だったのでした。

2011-08-07

ヌルヌルぬる湯で癒される 那珂川町 八溝温泉

今日は、栃木県那珂川町にある八溝温泉に行きました

馬頭温泉郷 八溝温泉

今朝、ふと、そういえば長らく湯船につかっていない、、、、ことに気がつきました。というのも、夏だから湯船に入りたくないのと、毎日深夜に帰宅するので、風呂に入ってられない、、、というのっぴきならぬ理由があるためです。

で、温泉でも行くかーと思ったんです。が、でもやっぱり夏だし、あまり熱い湯には、はいりたくないなあ・・・・などとグズグズ考えていたのです。が、その時、「そうだ、ぬる湯の温泉に入ればいいんだ!」と、この上ない、素晴らしいアイデアがひらめきました。そんなことで、那珂川町にある八溝温泉へ行くことにしました。

12時ごろ家を出発。常磐道を北に向かうこと2時間半で八溝温泉につきました。


鄙びた感満載です。ネットには入浴料1000円と書いてあったけど、おばちゃんに値段を聞くと400円とのこと。よく分かりませんが、ラッキーでした。とりあえず、雨と雷がひどくなってきたので、露天ではなく内湯に入りました。内湯も、ラッキーなことに誰もいません。であるがゆえに、電灯もつかない・・・・。まあ、真っ暗ってワケではないので、気にせずお風呂につかりました。



やっぱり、夏に入るぬる湯は、本当に気持ちがいい!しかも、Phが高いのか、お湯がヌルヌル。これが、本当に気持ちがいいー。窓を開けると、気持ちいい外の風が入ってきます。さらに、武茂川の渓流がきれい。まあ、だから外からも丸見えなのですが、誰もいないし、まっいいかーという感じでした。

そんなことで、一時間くらい内湯を楽しみ、露天もはいろーかなーと思ったのですが、脱衣所に、背中に見事なお絵かきをされてる、その道のプロの方がいたので、今回は内湯にとどめておきました。

その後、那珂川沿いの県道から水戸北インターまで、ゆるゆるドライブしながら帰ってきました。
これが、那珂川。昼過ぎから雷がなり、夕立が降ってきたので、鮎釣りのおじさんたちが退散したあとの写真です。


那珂川の観光やなを橋の上から見ました。
観光やなでアユを食べたい気もしましたが、今回は、止めておき、次回の楽しみにとって多くことにしました。


というような感じで、ヌルヌルぬる湯で癒された一日なのでした。