今日は、伝説の星野さんの講演会だった。
話を聞いていて、いろいろと思うところがあった。
というより、超越した力を持つリサーチャーだということが、ものすごーーーくよく分かった。
たぶん、物事に対する観察眼が優れているんだと思う。
だから、ヤヤコシイ多変量解析など使わなくても、すぐれたFindingsを導ける。
まあ、ヤヤコシイ多変量解析も、星野さんならば使えると思うけど。
なにより、なんてことない調査だけど、調査設計がスゴイ!
調査依頼者がもつの調査対象に対するバイアスも再現しつつ、かつ、消費者が持つ本来的な選好をもあらわになる設計。
これこそ本物のリサーチだ、と思った。
そして、星野さんこそ、真のアナリストだと思った。
お金さえかければ、
「消費者は、ある商品に対して、~~という感想(選好)を持っています」
という結果は、いとも簡単に得ることはできる。でも、
「なぜ、そのような結果が出たのか?」
ということを、調査設計と、消費者の選好の両面から考察できる人は、今まで見たことない。
いるとしたら、自分勝手な消費者観をトウトウと述べるヤツばかりだ。
星野さんの後輩であることに感謝した一日なのでした。
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